Siemens S7-1200/S7-1500 PLC接続入門
世界中では多くのユーザーがSiemens S7-1200、S7-1500 PLCを使用しています。WeintekはSiemens S7-1200、S7-1500 PLCに通信するために、Siemens S7-1200/S7-1500 (S7CommPlus, Symbolic Addressing) Ethernetドライバを開発しました。今回のチュートリアルビデオでは、どのように簡単にSiemens S7-1200、S7-1500 PLCに通信できるプロジェクトを作成するかを紹介いたします。
まず、PLCのタグをプロジェクトにインポートする必要があります。EasyBuilder Proには2種類のインポート方法を提供します:
- 直接にPLCからタグを取得します。
[タグ情報を取得]:EasyBuilder Proが直接にPLCからタグを取得するので、タグが取得できれば、HMIがPLCと通信できると示しています。よりまして、PLCが手元にあったら、本方法を 優先にしてタグをEasyBuilder Proプロジェクトにインポートしてください。
本方法を使用する場合、TIA PortalソフトウェアのProjectのProperties設定 » [Protection & Security] » [Permit access with PUT/GET communication from remote partner]機能を有効にす る必要があります。
- TIA Projectをインポートします(タグをインポート)。
PLCが手元になかったら、TIA Projectをインポートする方法でタグを作成できます。
本方法を使用する場合、下記の事項を留意してください:
a. TIA PortalソフトウェアのProjectのProperties設定 » [Protection & Security] » [Permit access with PUT/GET communication from remote partner] 機能を有効にする必要があります。
b. TIA Projectを事前にコンパイルする必要があります。[Edit] » [Compile]でコンパイルします。
c. コンパイル完了後、EasyBuilder ProはTIA PortalがProjectを開いている状態でタグをインポートすることができないため、まず一旦TIA Projectを閉じてから、EasyBuilder Proにインポ ートできます。
cMTシリーズHMIでプロジェクトを実行する時に、通信上で問題に遭遇した場合、Weintekが開発したcMT Diagnoserツールで診断できます。EasyBuilder ProインストールフォルダーでcMT Diagnoserが見つかります。当該プログラムをダブルクリックし、[Packet]メニューで通信診断を行います。
ソフトウェアバージョン:
cMT/XE/eMT/mTVシリーズ機種、EasyBuilder Pro V6.03.02以降。