HMIのようなデータ取得・分析能力を備えるスマート通信ゲートウェイ
製品紹介
FA化の過程で、各タイプの装置を統合することはいつもユーザーを悩ませます。各装置が使用するコントローラが異なるので、他のIT/OT監視システムに統合する時、各コントローラの通信プロトコルの違いにより通信できる情報が限られ、作業の効率が上がりません。例えば、パラメータを変更したい場合、操作員は現場に駆けつけ、装置の前で手動で逐一に変更しなければなりません。または、異なる装置の間での加熱パラメータを統合できなかったせいで、不具合品が出るような状況など、監視情報の不足で工場内の潜在的な問題を見つけられないことが発生するかもしれません。そういう問題を解決するため、1995年にて異なる装置間での通信を可能にさせるOPC標準規格が登場しました。続いて2006年に、モバイルデバイスや異なる操作システムの上でも同一の装置にアクセスすることができ、インダストリー4.0の推奨通信規格:OPC UAが登場しました。
cMT-G02通信ゲートウェイはイーサネット以外、Wi-Fi無線LAN機能も搭載されており、装置の所在地でのネットワーク環境に応じてWi-Fiで通信することができます。
cMT-G02が内蔵したMQTTとOPC UAは、現在、産業用モノのインターネットのデファクト通信プロトコルで、各種のアプリケーションで迅速に異なる装置の情報を統合し、統一された標準通信インターフェースを提供します。それに、Weintekが今まで20年間重ねてきた対応通信プロトコルを全てサポートしており、300種類以上の通信プロトコルをサポートすることができます。
cMT-G02製品特長
- 産業グレードWi-Fi通信
無線LAN規格802.11b/g/nをサポートします。FA環境に応じてデザインされ、多数のノイズを抵抗できます。
外せるアンテナ端子は異なるインストールニーズに応えられ、サードパーティ製の無線アンテナを本装置に取り付けることができます。ウェブページで迅速にWi-Fi接続を設定可能です。
- ウェブページを通じてOPC UAの全ての設定を変更可能
内蔵されたウェブページサーバーを通じてOPC UAの通信設定を変更、OPC UAノード及びそれを対応するPLCデータを新規追加/変更/削除、またはPLC通信パラメータ(シリアル/イーサネット)の設定を変更することができます。
- OPC UA内蔵
OPC UAクライアント及びサーバーを内蔵しています。OPC UAサーバーはOPC協議会のOPC UA認証に合格し、ご使用の装置が各種のアプリケーションとシームレスに統合することを確保します。
- MQTT内蔵
MQTTクライアント及びサーバーを内蔵しています。それに、Amazon AWS IoTサービスをサポートし、自分でMQTTサーバーを構築する必要がなく、直接にリーズナブルで信頼性のあるAWS ioT MQTTサーバーを使用することができます。
- プッシュ通知及び遠隔地にあるPLCへのパススルー(EasyAccess 2.0)
パワフルなリモートアクセスサービス:EasyAccess 2.0機能を通じれば、ファイアウォールを調整する必要がなく、直接に遠隔地の事務室からデバッグや装置データの更新を行うことができます。プッシュ通知機能を合わせて使用すると、装置に異常が出た場合、モバイルデバイス(iOS/Android)で関連情報をユーザーに提示することができます。
もっと多くの情報
– cMT-G02仕様書
– cMT-G02プロモーションビデオ