MT8053iE –ダブルEthernetポートを備えたコンパクトHMI

製品紹介

近年以来、イーサネットがPLC通信の標準インターフェースになりつつある以外、HMI/PLCデータをインターネットを通じてSCADAなどの上位層装置にアップロードすることや、クラウドアプリケーションの統合サービスなどのニーズも増えていきます。各種のインターネット接続ニーズが多くなる現状において、Weintekのデュアルイーサネットポート型HMI機種は顧客の好評を得ています。デュアルイーサネットポート型機種は現行のMT8073iE(7インチ)、MT8092XE(9.7インチ)及びcMTシリーズ機種がある以外、顧客のニーズに満たされるため、Weintekは現在、小型のデュアルイーサネットポート型機種: MT8053iEをリリースしました。

4.3インチのHMIは体積がコンパクトのため、新しいインターフェース配置を追加するのに空間に限られ、大きなチャレンジになりました。それにしても、Weintekの研究開発チームはMT8050iE機種と同じ寸法のパネルカットを採用し、デュアルイーサネットポートの4.3インチHMI: MT8053iEを新規開発しました。よりまして、小型のHMIでもデュアルイーサネットポートの利点を発揮できます。

デュアルイーサネットポートは相互に独立したイーサネットを提供でき、即ちMT8053iEが一個のイーサネットポートでコントローラに接続し、もう一個のイーサネットポートで上位層の装置に接続またはリモートアクセス(例えば:内蔵されたEasyAccess 2.0)用にし、現場側の装置とHMIとのデータ送信ネットワークが、上位層のコンピュータとHMIとのデータ送信ネットワークが完全に分けられていることを確保します。これにより、有効に上位層と現場側のネットワークが干渉し合うことを避け、ネット渋滞を回避できる一方、大幅にデータ送信の信頼性と安定性を増加し、セキュリティのリスクを低減できます。

 

MT8053iE製品特長

  • 性能
    32-bit RISC 600MHz CPU及び16.7M色の高彩度LCDを搭載します。
  • 各種通信I/Oポートが完備
    デュアルイーサネットポート、USB 2.0ホスト、シリアルポートCOM1: RS-232/RS-485 2W/RS-485 4W COM3: RS-485 2Wがあります。
  • 信頼性
    産業グレード保護: PCBコーティング及び電源部絶縁を施しています。
  • 広い入力電圧範囲
    入力電圧の許容範囲は10.5V~28VDCで、各種の環境に取り付けることが可能です。
  • 数多くの通信プロトコルをサポート
    300種類以上の通信プロトコルをサポートし、異なるメーカーのPLCやコントローラに接続することができます。
  • リモートアクセスサービスEasyAccess 2.0
    EasyAccess 2.0ライセンスを内蔵し、即時にリモートアクセスを使用でき、別途アクティベーションカードを購入する必要がありません。遠隔監視を実行するのに簡単です。
  • IIoT用通信プロトコルをサポート
    MQTTとMODBUS TCP/IP Gatewayをサポートし、上位層の装置内のデータをアクセスすることに適します。

 

ソフトウェアバージョン: EBPro V6.02.01以降(ダウンロード)

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