応用例: WIFIモデル – MT8103IE

時には、工場内で配線することが容易ではありません。この場合、WiFiモジュールのMT8103iEを使用すれば、ルータを接続するとインターネットに繋がれるので、別途イーサネットケーブルを設置する必要がありません。

 

MT8103iEをモバイル装置に取り付ける

 

  1. フォークリフト: MT8103iEは貨物のロット番号及び保存位置を表示することに用いられます。
  2. AGV無人搬運車(Auto Guide Vehicle): MT8103iEはWiFiを通してルータに接続し、搬送情報を取得することに用いられます。

 

  1. トラック:WiFiでトラック上の情報を取得することができます。例えば冷凍車の温度データ、青果運搬車の重量データなどです。

 

モバイル装置と通信する

1.移動中のルータに通信し、Ethernet remote I/Oを読み取ります。

 

2.天井クレーン上のremote I/Oに通信します。天井まで配線する必要がなく、時間やお金の節約ができます。

3. 装置上の回転コンポのremote I/Oに通信します。例えばボトル充填機などです。

 

より便利にデータをアクセスできる

  1. MT8103iEとエンジニアのノートパソコンがルータに接続すれば、制御盤をオープンし、イーサネットケーブルを接続する必要がなく、直接にプロジェクトをダウンロードし、VNC或いはリモートHMIを通じてHMIを操作できます(ルータの代わりに携帯電話のテザリング機能を使用してもいいです)。
  2. イーサネットパススルー機能でPLCのプログラムを修正できるので、トラブルシューティングに役立ちます。

EasyAccess2.0

装置が客先に販売された後、現場のスタッフが携帯電話のテザリング機能でHMIをEA2.0に接続すると、PLC或いはHMIのエンジニアが遠隔地でHMIを遠隔操作できます。装置が不具合になった時、現場のスタッフがテザリングでHMIをEA2.0に接続すると、エンジニアが遠隔地でデバッグでき、またはHMIからEメールをメーカーに送信し、装置の状態を知らせることができます。

  1. 携帯電話で無線LANアクセスポイントに接続して、インターネットに繋ぐと、遠隔地にいるエンジニアはEA2.0を通じてMT8103iEを遠隔操作できます。
  2. WifiでMT8103iEをブロードバンドルータに接続して、インターネットに繋ぎます。

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