AWS IoT

MQTTはIIoTでの一つの大切なプロトコルです。その軽量化で、オープンで、簡易な特長により、連続的な検知データを転送することに適します。しかしながら、一般のユーザーにとって、MQTTサーバーを構築するには、計画や保守のために余分な費用を払わなければなりません。

現在、多数のクラウドサーバーサプライヤーはMQTTプロトコルをサポートするが、通信メカニズムに少し違いがあります。Weintekはユーザーにより簡単にMQTTを使用させるため、Amazon Web Service、Microsoft Azure、IBM Watson、Alibaba Cloudなどのクラウドサーバーをサポートするようにしました。これにより、ユーザーは直接にこれらのクラウドサーバーを使用可能で、自分でMQTTサーバーを構築する必要がなくなり、データの収集に専念することができます。

その中、WeintekはAmazon Web Service IoT(AWS IoT)に対し、より完全なサポートを提供しました。従来のMQTT標準プロトコルはデータ転送において、データを受信することがメインで、装置を制御することに向いていなかったです。AWS IoTでは制御のメカニズムを強化し、自由にHMIにデータの送信・受信、または装置の制御を担当させることができます。IIoTサーバーを使用したことのない初心者にとって、AWS IoTは使用しやすいです。

以下では、ユーザーに使用方法がより分かるように、Amazon Web Service IoTの仕組みを紹介いたします。

Shadow(シャドウ)

ShadowはAWS IoTサーバー内のMQTTデータの保存場所です。PCのハードディスクと想像していいです。送信者がデータをAWS IoTサーバーに送信した後、Shadowに保存され、そしてShadowから受信者にデータを送信します。

データがShadowに保存されるので、受信者がオンラインしていない場合、Shadowはデータを維持し、受信者がオンラインになってからデータを送信します。

Thing(モノ)

一台のMQTTを発行する装置は一個のThingとして定義できます。ThingはPCのパスと似ています。送信者はパス(Thing)の名前を設定し、データをShadowに保存する必要があります。受信者もパス(Thing)の名前を知る必要があり、それを知った場合のみShadowに保存されるデータを取得できます。

一個のThingには複数のMQTTを含むことができ、受信者は直接に対象Thingを選択すれば、当該Thingの対応する装置内の全てのデータを取得できます。または当該Thingに含まれた任意のトピックを選択することも可能です。

 

AWS IoTのデータ転送メカニズム

Reported

装置からAWSサーバーへ、データを送信すると報告するコマンドはReportedと言います。

Desired

AWSサーバーから装置へ、データの書き込むを要求するコマンドはDesiredと言います。

 

以下は温度調節器を例としてReportedとDesiredを説明します。まず、温度調節器から36ºCとのデータをReportedコマンドとして受信者に送信します。そして、受信者は温度を28ºCまで下げなさいとのDesiredコマンドを温度調節器に送信します。最後、温度調節器は調整した結果が28ºCとのデータをReportedコマンドとして受信者に報告します。

Desiredメカニズムを通し、AWS IoTは複数のユーザーが装置の値を変更することを許可します。標準のMQTTに比べれば、AWSはより完全な制御メカニズムを提供します。

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