cMT Gateway G03/G04: 装置を簡単にIIoTブリッジ接続
製品紹介
産業用モノのインターネット(IIoT)ブームが産業業界に到来することに伴い、情報通信の価値がだんだん重視され、既存の設備システムをIIoT化することが急を要する課題です。これに応じ、cMTシリーズGateway機種:cMT-G01/G02が各種類の設備をIIoTに接続する難題を解決しました。しかし、他に例えば経費の不足、設備の老朽化、生産停止によって通信モジュールの入手不能、設備情報の紛失、ソフト・ハードウェアの設計で変更が許されない…など、色々な現実的な原因でcMT-G01/G02 IIoTグレードアップソリューションの導入が困難になります。こんな問題を解決するため、WeintekはGateway機種の新製品:cMT-G03/G04をリリースしました。既存設備の仕組みを変更する必要がなく、シームレスに装置をIIoTに繋げる方法を提供し、システムの更新を避け、資金の浪費を大幅に削減できます。
cMT-G03
cMT-G03にはシリアルポート(COM)2個、イーサネットポート(LAN/WAN)1個を搭載し、シリアルポートブリッジとして使用されます。設備の上に別途シリアルポートを提供する必要が無く、本来の上位層装置(HMI/SCADA)の通信ケーブルをCOM1:INに接続し、本来の設備(PLC)の通信ケーブルをCOM2:OUTに接続すれば、cMT-G03は上位層装置と設備の間のブリッジ接続を実現する一方、装置の間での本来の通信にも影響しません。
cMT-G04
cMT-G04にはスイッチ (SW)2個とイーサネットポート(LAN/WAN)1個を搭載し、イーサネットスイッチとして使用されます。G03と同じように、別途産業用イーサネットスイッチを用意する必要が無く、本来の上位層装置(HMI/SCADA)と設備(PLC)のイーサネットケーブルをスイッチポート(SW)に接続すれば、cMT-G04は上位層装置と設備の間のブリッジ接続を実現する一方、装置の間での本来の通信にも影響しません。
ブリッジ接続の仕組みでのcMT-G03或いはcMT-G04とも、独立に装置と通信してから、受信した通信プロトコルを本体に内蔵されたMQTT、OPC UA、SQLなどの主流の通信規格に変換でき、簡単にデータをIIoTに統合することを実現します。ブリッジ接続をサポートするドライバは全部Weintekの研究開発チームによって個別に検証され、通信の品質・安定さを確保します。また、cMT-G03/G04はcMT-G01/G02のデザイン方針を継承し、コンパクト、消費電力が少ない、取り付けしやすいの利点があり、それにマクロ、データ送信…などの伝統的なHMIのようなデータ処理機能を保留し、また従来通りEasyBuilder Proとウェブでの設定もサポートするので、直感的で簡単に設定できます。
内蔵された主流のプロトコルでIIoTに繋げる以外、cMT-G03/G04もWeintekのリモートアクセスサービスEasyAccess2.0をサポートします。ユーザーは装置を遠隔監視できるだけでなく、装置の情報をモバイル端末にプッシュ通知を送信することもできるので、どこでも、いつでも装置の状況を把握できます。cMT G03/G04がcMTシリーズGateway製品ライナップに加えられたことにより、新・旧設備にも関わらず、簡単にIIoTに繋ぐことができ、各種のアプリケーションに多大な価値をもたらします。
製品特長
- 既存の設備を影響しない
改めて配線、装置を購入する必要がなく、既存設備の通信ケーブルを直接に接続するだけで、本来の操業を維持しながら、設備システムをIIoTに繋ぐことができます。
- IIoT向けプロトコル:MQTTとOPC UAをサポート
MQTT、OPC UAクライアントとサーバー機能を内蔵します。
MQTTが標準プロトコル、Amazon AWS IoT、Sparkplugと多数のクラウドプラットフォームをサポートします。OPC UA協議会の認証製品と認められており、各種のアプリケーションとシームレスに統合することを確保します。
- SQLサーバーへの同期をサポート
サンプリングデータとイベントログをMySQL、MS SQLデータベースサーバーに同期するのをサポートするので、IT人員がデータをアクセスすることがより便利になります。
- ウェブでの設定をサポート
ウェブブラウザで各種な操作:システム設定、OPC UA設定、PLC通信パラメータ設定、サンプリングデータ及びイベントログの閲覧を行うことをサポートし、システムのメンテナンスの利便性を向上します。
- EasyAccess 2.0とプッシュ通知をサポート
便利でパワフルなリモートアクセスソフトウェアEasyAccess 2.0をサポートします。合わせて使用されるプッシュ通知機能は、第一時間でシステムの稼動状態をモバイル端末に送信します。
ソフトウェアバージョン: EasyBuilder Pro V6.01.02以上(ダウンロード)