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エネルギー管理 – エネルギー需要量監視

世界中でエネルギー問題に対する関心が高まるとともに、どのようにすれば精確にエネルギーを管理できるのかは重要な課題になりました。電力エネルギーの需要量管理に関し、WeintekのcMTシリーズHMIは、エネルギーメーターの操作、及び画面の監視を結合することで、電力の消費が過量でコストアップさせるのを避けます。 特長 本オブジェクトは任意の電気メーカー内の累積電力消費量さえあれば、電力の需要量を算出できます。需要量とは、固定した時間内、消費した電力の累積値です。需要量計算周期、及び需要量更新頻度という設定パラメータを設定すれば、電力消費量の情報を継続に取得できます。 計算上の違いでエネルギーの使用が過量になることを避けるため、パラメータの設定については、電力会社に確認する必要があります。 また、需要量の計算、アラームの設定は全部、エネルギー需要量表示オブジェクトの上で表示でき、監視者にもっと直感的な操作感を提供し、より速やかに決定を下すことに役立ちます。 操作 EasyBuilder Proのツールバーで「エネルギー」を選択すれば、エネルギー需要量設定オブジェクトを探し出せます。   一般的な属性タブで累積電力消費量アドレスを設定、及び需要量計算のパラメータを変更することができます。需要量の計算方式については、下のユーザーマニュアルのリンクを参照できます。需要量閾値タブでは、2個のビットアドレスを用いて2レベルの閾値を設定し、ウォーニング及びアラームを出すことができます。   エネルギー需要量表示オブジェクトは、上記に述べた情報をグラフィックス化してから、HMIの画面に表示するオブジェクトです。網目、文字及び線の設定により、各種の応用ニーズにお応えします。 さらなるの情報 サポートバージョン:EasyBuilder Pro V5.04.01 or later version サポートモデル:cMT Series 内蔵された電気メーター:Panasonic Eco-power meter KW1M&KW9M 他の電気メーターについては、HMIに累積電力消費量を読み取らせれば、本オブジェクトを使用できます。広くいえば、これは一種の予測モデルで、流量方面制御に応用できます。例えば水、汙水処理、ガス…などです。   参考文献 EasyBuilder Pro User Manual Chapter13.48 Energy...

MQTT

MQTTの概要 MQTTとは、一種の斬新なメッセージキュープロトコルです。配布/購読の形で実行され、それに軽量、オープン、簡易の特性を持ち、プログラムの空き領域、またはネットワークの帯域幅が限られている場合、MQTTはこれらの利点を発揮できます。それにより、連続性の測定データ、例えば温湿度、圧力、水位、電力などの監視には、MQTTを応用するのが適しています。 Weintek HMIとMQTT HMIがPLCに通信し、そしてデータ処理を行った後、MQTTでメッセージをネットワークのMQTTブローカー(プロキシサーバーの役目に当たる)に配布し、そしてブローカーからメッセージを購読者に送信することができます。HMIがファイアーウォールに在る場合、この方式を使用すれば、HMIからメッセージを送信することが可能です。   MQTTメッセージもHMIが内蔵したブローカーへ配布できます。即ち、購読者は別途でブローカーを探す必要がありません。MQTTのクライアントさえあれば、直接にHMIが内蔵したブローカーへメッセージを購読・取得できます。VPN、或いはEasyAccess 2.0等に合わせ、MQTTのクライアントにHMIを接続させたら、購読者はリモートでメッセージを入手できます。   さらなるの情報 サンプルプロジェクト (demo project) 参考文献 MQTTはオープンプロトコルで、オフィシャルウェブサイトでは関連情報が見られます: http://mqtt.org/

EasySystemSettings

HMIのシステム設定エディターを隠したいけど、後日に設定を変更する必要があるとしたらと恐れていますか? 同時に多くのHMIのシステム設定を変更したい時、一台ごとに設定するのに時間や手間がかかると感じますか? EasySystemSettingを使用すれば、上記の問題が全て解決されます!   EasySystemSettin編集ツールを通じて、事前にPCでHMIシステム設定の関連属性を設定しておき、そして設定ファイルをインポートし、イーサネット、USBケーブル、USBメモリーまたはSDカードなどの方法でHMIに更新することができます。 設定できる属性は、Network (DHCPを使用、もしくは固定IPアドレスを設定)、Security (全てのHMIのパスワードを保存)、History (履歴ファイルを削除)、及び他の一般的な属性(VNCサーバー、HMI名、HMIバックライト明るさ、画面の向き…等)です。   応用例 状況1. ある装置メーカーがHMIと装置を一緒に工場へ売ります。メーカーはエンドユーザーが勝手にHMIのシステム設定を変更することで不具合を起こすことを避けたいため、HMIのシステム設定エディターを隠します。後日、もしシステム設定を更新する必要がある場合、EasySystemSetting編集ツールでシステム設定をファイルとして保存し、システム設定を更新するのにそのファイルをエンドユーザーに送信すればいいです。 状況2. 数多くのHMIにシステム設定を変更する必要があり、それに変更する内容が同じの場合。EasySystemSetting編集ツールで設定ファイルをエクスポートし、それを使用して速やかに各HMIを更新することができます。

応用例: WIFIモデル – MT8103IE

時には、工場内で配線することが容易ではありません。この場合、WiFiモジュールのMT8103iEを使用すれば、ルータを接続するとインターネットに繋がれるので、別途イーサネットケーブルを設置する必要がありません。   MT8103iEをモバイル装置に取り付ける   フォークリフト: MT8103iEは貨物のロット番号及び保存位置を表示することに用いられます。 AGV無人搬運車(Auto Guide Vehicle): MT8103iEはWiFiを通してルータに接続し、搬送情報を取得することに用いられます。   トラック:WiFiでトラック上の情報を取得することができます。例えば冷凍車の温度データ、青果運搬車の重量データなどです。   モバイル装置と通信する 1.移動中のルータに通信し、Ethernet remote I/Oを読み取ります。   2.天井クレーン上のremote I/Oに通信します。天井まで配線する必要がなく、時間やお金の節約ができます。 3. 装置上の回転コンポのremote I/Oに通信します。例えばボトル充填機などです。   より便利にデータをアクセスできる MT8103iEとエンジニアのノートパソコンがルータに接続すれば、制御盤をオープンし、イーサネットケーブルを接続する必要がなく、直接にプロジェクトをダウンロードし、VNC或いはリモートHMIを通じてHMIを操作できます(ルータの代わりに携帯電話のテザリング機能を使用してもいいです)。 イーサネットパススルー機能でPLCのプログラムを修正できるので、トラブルシューティングに役立ちます。 EasyAccess2.0 装置が客先に販売された後、現場のスタッフが携帯電話のテザリング機能でHMIをEA2.0に接続すると、PLC或いはHMIのエンジニアが遠隔地でHMIを遠隔操作できます。装置が不具合になった時、現場のスタッフがテザリングでHMIをEA2.0に接続すると、エンジニアが遠隔地でデバッグでき、またはHMIからEメールをメーカーに送信し、装置の状態を知らせることができます。 携帯電話で無線LANアクセスポイントに接続して、インターネットに繋ぐと、遠隔地にいるエンジニアはEA2.0を通じてMT8103iEを遠隔操作できます。 WifiでMT8103iEをブロードバンドルータに接続して、インターネットに繋ぎます。

EASYACCESS 2.0無料体験

間もなく、2016年が終わりになります。工場の装置を監視するために忙しくて、休暇を取ることもできないですか? 今すぐ、WeintekのEasyAccess2.0遠隔監視・操作サービスを試しましょう! EasyAccess2.0を使用すると、たとえHMIが遠い国にあっても、依然に遠隔監視、操作できます。 EasyAccess 2.0の無料体験版はオンライン上で公開しています。下記のステップに従って、無料体験版を取得しましょう!   ステップ 1: ドメインシステムに登録 https://account.ihmi.net/domainで“Create Domain Account”をクリックし、登録情報を記入します。 アカウントに登録されたメールアドレスで確認メールを受信し、確認リンクをクリックして登録を完了します。   ステップ 2: Devices → HMI List → Add HMI   ステップ 3: [30 days free trial]を選択し、hardware keyを入力します。    ステップ 4: EasyAccess体験版を使い始められます。

ケーススタディ:EASYACCESS 2.0を利用し、植物工場を監視する

植物工場を監視する 普通、HMIは主に工業製造に応用されているが、最近、HMIのソフトウェア及びハードウェアの面での機能の向上に伴い、HMIの応用にさらなるの可能性をもたらします。 Weintekでは、概念実証のために、ミクロ型の植物工場を作成しました。一株の植物を一個の工場を代表する箱に入れ、この箱の中では、各種監視環境のインジケーターが設置されており、それで、WeintekのHMIで箱の中の点灯、空気、湿度をコントロールすることができます。それだけでなく、各種の新機能で簡潔で創造力のある方式を通じて、全面的にこのミクロ工場を監視・コントロールできます。 EA video-1植物工場   過去と現在の融合 この植物工場の中に、2種類のフラッグシップモデル:eMT3070及びcMT-SVRを採用しました。本例では、この2種類のHMIがどのように共同するのかが見られます。   cMTシリーズの仕組みは従来のものと違っていても、cMT-SVRの通信能力は依然に優秀です。本例のeMT3070とcMT-SVRは両者とも直接にPLCを接続・操作できます。 装置の接続ポート数に限られ、同一時間には一台のHMIしか温度センサーに接続できませんが、各データはcMT及び非cMT機種の間に共有できます。本例では、eMT3070とcMT-SVRの間でのデータ転送はModbusを使用し、シリアルポートを通じて通信します。   EasyAccess 2.0 eMT3070とcMT-SVRがインターネットに接続した後、EasyAccess 2.0を使用したら、容易にこの2台のHMIにアクセスできます。Weintek EasyAccess 2.0を通して、簡単な設定手順をすれば、HMIを遠隔操作ことが可能です。eMT3070の上では、VNCで現場にあるHMIと完全に一致する画面を監視することができます。cMT-SVRのほうはcMT Viewerさえあれば遠隔操作できます。cMT Viewerが必要する帯域幅がより小さいので、他の多数の遠隔操作に比べると、より有利だと思われます。 EA video-2cMT-Viewer監視画面   監視画面の革新 監視用のインジケーター以外、各HMIにもUSBカメラを接続でき、工場側での即時画面を監視できます。eMT3070はスクリーンの上にカメラが撮影した映像を表示するだけでなく、設定した固定の時間間隔で、現場の画面をキャプチャし保存することができます。このような映像データは、数字やトレンド図に比べて、工場側での変化をより把握できます。   cMT-SVRビデオストリーミング cMTの映像監視はビデオストリーミングの方式で実行されます。ビデオストリーミングを通じて、cMT-SVRの運用がより豊富になりました。ユーザーはウェブブラウザだけを設定すれば、cMT-SVR上のUSBカメラが撮影した画面をストリーミングでき、簡単な設定をしたら、どのデバイスの上でも映像を見ることができます。ビデオストリーミング機能をEasyAccess 2.0と相互に融合すると、任意のデバイス、任意の時間、任意の場所で、リアルタイムの映像を見ることができます。 EA video-3iPad’s Safari上のストリーミング画面   まだEasyAccess2.0を使用したことがないですか?今すぐ無料体験版を試してみましょう!http://forum.weintek.com/ja/easyaccess-2-0%E7%84%A1%E6%96%99%E4%BD%93%E9%A8%93/

EasyAccess 2.0のプッシュ通知機能

どこでも、何時でも、現場での状況を把握する 装置の状況を監視するため、いつも人手を割かなければなりませんか?寝る時でも装置の状況を心配し、良く眠れないですか?装置に不具合が発生するたびに、何処にいてもすぐ通知をもらえるようになりたいですか?Weintekの研究開発チームは新規機能を開発し、どこでも、何時でもHMIからの通知をもらえるようにさせます。 EasyAccess2.0のプッシュ通知機能はHMIのアラーム機能を結合し、たとえ食事・睡眠中、お客様との会食中、休暇中までも、携帯電話またはタブレットを通じて、リアルタイムに通知を受信できます。情報流通が重視されるインダストリー4.0時代において、現場の状況を即時に対応し、コスト損失を最小化できます。また、装置を監視する労働力を減少でき、コストを削減できます。   プッシュ通知はこのような場合に役立ちます: 24時間で現場の状況を把握する必要がある場合。 装置を常時に監視する人手が不足だった場合。 反応時間を縮み、早めに不具合を対処したい場合。   応用例: 台湾では、低地の住民はしばしば浸水に苦しめられます。役所はVNC機能を通じて随時にHMIに接続し、排水ポンプ場を起動するかを判断します。 EasyAccess2.0のプッシュ機能を使用すれば、役所はモニターを間断なく監視する必要がなく、携帯電話/タブレットでアラームのプッシュ通知を受信したら、すぐに排水ポンプ場を起動できます。   まだEasyAccess2.0を使用したことがないですか?今すぐ無料体験版を試してみましょう! EASYACCESS 2.0無料体験   [ケーススタディ] EasyAccess2.0を利用して植物工場を監視する方法 ケーススタディ:EASYACCESS 2.0を利用し、植物工場を監視する

300種類以上の通信ドライバーをサポート!!

Weintek HMIが機能完備な画面作成ソフトウェア:EasyBuilder Pro、及びパワフルな通信接続性能を基づき、工業制御業界に異彩を放っています。300種類以上の主流ブランドのPLC及びコントローラーをサポートし、例えば:SIMATIC S7-1200、SIMATIC S7-1500、BACNet MSTP/BACNet IP、Mitsubishi PLC、Omron PLC、Automation Direct PLC…などです。このような傑出した性能が、よりフレキシブルにデザインを異なるカスタマイズ環境に応用でき、各種の自動化装置に接続させます。   もっと多くの情報を取得するには、Weintekのオフィシャルウェブサイトをご覧ください。

オンラインレシピ更新

オンラインレシピ更新

作業現場での各装置は、異なるタスクにより、夫々のパラメータがあります。包装機を例として、「密封」タスクには:密封温度、密封圧力、密封時間等のパラメータがあります。「包装」タスクには:裁断長さ、包装材質等のパラメータがあります。これらタスクの違いから生じられたパラメータを組合せば、レシピになります。各レシピの中で複数のレシピデータが含められ、例えば:「包装」レシピには製品A-裁断長さ:100cm、包装材質:プラスチックフィルム;製品B-裁断長さ:80cm、包装材質:金属フィルム;製品C-裁断長さ:200cm、包装材質:プラスチックフィルム…等の複数のレシピデータがあり、そのレシピデータがPLCにタスクを実行させるためHMIに保存されることができます。しかしながら、ユーザーがレシピを更新したい場合、現場で各HMIの上で手動でレシピを修正、またはUSBディスク/SDカードを通じて、修正後のデータを各HMIに更新します。こういう仕方が、時間や労働力の無駄になり、手動での入力ミスのリスクも大幅に増えます。 従来のレシピ更新方法の不便さを改善するため、Weintekの研究開発チームがクライアント/サーバーをデータ通信仕組みにした「オンラインレシピ更新」機能をリリースしました。ユーザーはサーバー側のHMI(cMT-SVR/cMT3151)でオンラインで最新のレシピデータを現場クライアント側の全てのHMIを更新し、PLCとのレシピ通信を行います。全ての更新されたレシピがサーバー側のレシピデーターベースから来たので、クライアント側のレシピデータの一致性と安全性を確保できます。特に生産自動化、或いは重複性が高い現場環境では、「オンラインレシピ更新」が現場側のレシピ管理をより簡単化、加速化、標準化させます。 オンラインでレシピを更新、データの一致性と安全性を確保 現場での全ての装置が必要するレシピを保存するため、サーバー側のHMI(cMT-SVR/cMT3151)はレシピデータベースがあります。ユーザーがレシピデーターベースを更新した後、サーバー側のcMT-SVR/cMT3151は自主にクライアント側のHMIから更新後のレシピデータをダウンロードできます。同様に、ユーザーがクライアント側のレシピを更新したい時、サーバー側のcMT-SVR/cMT3151から最新のデータを取得することができます。 メンテナンスや管理しやすいCSVフォーマットのレシピデータベースを使用 cMT-SVR/cMT-3151のレシピデータベースは最大100レシピを保存できます。1レシピにつき、最大10000レコードのレシピデータを保存できます。分かりやすいCSVフォーマットでPCにエクスポートしてバックアップ、またはPCからインポートして更新することができるので、レシピのメンテナンスや管理に適しています。   備考: サポートモデル:サーバー側:cMT-SVR/cMT3151、クライアント側:iE/XE/mTV/eMT/cMTシリーズ。 EasyBuilder Proバージョン:05.02以降または最新バージョン。

ストリングテーブル

Weintekの研究開発チームはストリングテーブル機能を開発しました。ストリングテーブルがあると、ユーザーはインポート/エクスポート機能が生成した csvファイルで、プロジェクトを改めてダウンロードする必要なしで簡単に文字オブジェクトの内容を変更できます。 この機能は、下記のユーザーにとっては有益です: グローバル的なプロジェクトをデザインするシステムインテグレーター 装置を異なる国々に販売する装置メーカー HMIのインターフェースの文字記述を自分で定義したがるエンドユーザー   例: あるシステムインテグレーターがデザインしたプロジェクトを外国に提供したがるが、その国が使用する言語に精通していない場合。 その国の代理店はインポート/エクスポート機能でストリングテーブルをエクスポートした後、Notepad、Wordpad或いはExcelで.csvファイルを編集し、訳文を校正することができます(ステップは下記参照)。 校正ができたら(下図の通り)、代理店は校正後のファイルをHMIにインポートすればいいです。システムインテグレーターにプロジェクトを請求し、HMIに再ダウンロードする必要がありません。 エンドユーザーがユーザー定義の記述に変更したがる場合(下図の通り)、先にEBProの使い方を習う必要がありません。csvファイルをHMIにエクスポート/インポートし、ストリングテーブルの内容を変更すればいいです。   **ソフトウェアバージョン:EasyBuilder Pro V5.03.01以降、または最新バージョン